週刊少年チャンピオンの感想(11月12日発売 50号)

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人気急上昇!巻中カラー!ハリガネサービス

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覚醒した朧 その実力は如何に!?<ハリガネサービス>

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ハリガネサービスは、高校男子バレー部の奮闘を描いた作品である。

主人公は豊瀬高校に通う、下平 鉋。
下平の最大の武器はサーブ(サービス)である。

手をハリガネで固定したかの様なイメージで繰り出されるサーブは、恐ろしい精度で相手チームから点を奪う。
初めは、チームメイトからも意図的に狙っているものだとは思われなかったほど、不可能に近い奇跡のサーブを自在に繰り出す。
しかし、そんな下平に強敵が現れた。

竜泉高校の朧 幽哉は驚異的な物理演算力で、ボールの軌道を予測する。
そんな朧でさえも、下平はバケモノに見えた。

しかし、朧が覚醒した。前髪を垂らす事で視界を塞ぎ、物理演算力を抑えていたのだが、前髪を結った事で「多重物理演算」が可能となった。
ただ、そこには大きなリスクも伴う。
視界に入る全ての移動物の軌道を、無意識に計算してしまうため、脳への負荷が非常に大きく、長時間は耐えられないのである。

朧を支えるためにはチームプレーが不可欠となる。
今まで、朧のスタンドプレーに頼ってきた竜泉のチームメイトだが、今度は逆に朧が頼る事となる。朧のリミッター解除により、竜泉の起死回生となるか!?

試し読みはこちらから!ホントにホントに面白いので是非お読み下さい!

http://arc.akitashoten.co.jp/comics/HARIGANE/1

蒼希狼は、あの日見上げた高みを掴むことが出来るのか<鮫島、最後の十五日>

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「鮫島、最後の十五日」は、「バチバチ」からシリーズが始まり、続編の「バチバチ BURST」の後に続く三作目である。

この作品の主人公は鮫島鯉太郎。

大関まで登り詰めた角界の荒くれ者、火竜の息子。
幼い頃に、交通事故で父親を亡くす。

暴力事件がきっかけで、角界を追放され、その後酒浸りで落ちぶれた父親に強い反発心を抱く事になった。しかし、同時に関取として輝いていた父親に憧憬と尊敬の念を抱いていた。
父親を越える力士になり、父親が見た景色を自身も望みたいと心に刻み、相撲の稽古に励む。

そんな鮫島も、今となってはライバルを押しのけ前頭まで昇進する。
鮫島と土俵の上でバチバチとぶつかってきたライバルの一人、蒼希狼。

蒼希狼は、モンゴル生まれ、身寄りの無いストリートチルドレンとしてマンホール暮らしをしていた。そして、大きな夢を掴むため、同じくマンホールで暮らしていた仲間を金銭的に支えるため、無我夢中で土俵に上がる。

蒼希狼が欲する物は栄光や名誉ではなく、富である。
故郷に貧しい子供が通える様な学校を建てたいという夢ができた蒼希狼。
その夢を叶えるため、手荒い相撲も厭わない。

だが、送金を続ける故郷の仲間に異変が…。


鮫島のセリフ「太れねぇってのは…致命的なんだ」
私も過去の手術歴から、太る事が難しい身体。
この言葉に大きく共感する所があります。

力士としては小さな身体というハンディキャップを背負う鮫島。
只でさえ毎場所が命がけの戦いなのに、いつ力士人生が終わっても後悔の無い様に、向こう見ずに眼前の相手だけを睨む。
そんな、鮫島の生き方から、学ぶ事は多いと感じる。

相撲に興味の無い人でも、鮫島の熱さに身震いすること間違いなし!!
騙されたと思って、是非とも一話だけお読み下さい!

「鮫島、最後の十五日」の試し読みはこちらから!

http://arc.akitashoten.co.jp/comics/samejima-saigo/1

逆転を託された蓬莱。四番バッターの意地を見せるか<錻力のアーチスト>

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清作の快打で桐湘がツーランホームランにより2点勝ち越し、9回裏、攻撃に回った蔡理は逆転を狙う。ここで終わらせたいと意気込む桐湘のピッチャー、之路。
蔡理のバッターを二人抑え、残るは一人。
運命を託されたのは蔡理の四番バッター蓬莱。

女性好きな蓬莱は、ピッチャーの球種をも女性に見立てて予測するという、風変わりな打法を使う。しかし、その精度は侮れず、今まで幾度となく場外ホームランを叩きだしてきた。
前回の打席では、この土壇場でも、蓬莱のは自身の能力を遺憾なく発揮させる。

之路のストレートを完全に見極めたかの様に見えるが…。


先週に続き、今週も錻力のアーチストをピックアップ。

昔から、チャンピオンでは割と野球漫画の連載が多い印象だが、その中でも錻力のアーチストは特に光っている様に思う。
とんでもない必殺技や魔球が登場するわけでもない。
しかし、単なる地味な野球漫画でもない。

魔球は無いけど、魔球に見えるような演出がある。

wpid-dsc_0696.jpg例えば、蔡理のピッチャー蛮堂が投げる球は、燃えさかる火の玉の様に見える(実際は燃えていない)

栄春のピッチャー佐薙は、投げる時に昆虫の羽根のようなものが背中に生えている(様に見える)
港南のピッチャー穂村は、バッターが首を刈り取られたと錯覚する様な鋭いカーブを投げる(作中ではバッターの首が刈り取られる描写が描かれている)
麻生西のピッチャー永源は、変化球の落差が大きく、電流をまとった雷の様に見える球を投げる。

ピッチャーだけではなく、バッターにもこういった演出がある。
主人公の清作は、ヒットやホームランを打つ時、投球ではなく「巨大な心臓」を打つような描写になる。
港南の四番バッター弐織義壱の場合、打席に立っただけで、足下から観客席まで氷が張り、辺り一面が凍てつく。そして、ピッチャーの投球をも凍てつかせ動きが止まって見える。

この様に、随所に試合を盛り上げる演出があり、さながらバトル漫画を読んでいるかのような迫力がある
。演出は全て、「そういう風に感じる(見える)」だけであり、実際には燃えたり凍ったりはしていないので、「○子のバスケ」とか「テニスの○子様」みたいな人間離れした必殺技があるわけではない。
かといって、ド○ベンの様に 地味な 王道なわけでもない。

それに、キャラが際立っている。(ド○ベンも十分にキャラが際立っているが)

非常に魅力的なキャラクターばかりで、弱ペダの様に錻力のアーチストもブレイクするポテンシャルは十分に秘めていると思うんだけど、高校野球ってアニメ化は難しいのかな。

まぁ、何はともあれ、まずは試し読みをお願いします!(試し読みは中途半端な所で終わるので何とも言えないんですけど…)

http://www.akitashoten.co.jp/comics/4253222862

なんだかんだで二人は仲よし?<吸血鬼すぐ死ぬ>

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見るからに怪しい洋館に住む無敵の吸血鬼ドラルク。

洋館のある町内の住民からドラルクの討伐を依頼されたヴァンパイアハンター、ロナルド。
洋館に待ち受けるのは、恐ろしいヴァンパイアロード(上級吸血鬼)かと思いきや、貧弱な引きこもり吸血鬼。

その貧弱さは尋常じゃなく、ドアに挟まれるだけで死んで灰になる。凶悪な吸血鬼が近くにいたと知らされただけで恐怖で灰になる。クソゲーの音量が急にデカくなっただけでもショックで灰になる。
とはいえ、何度死んでも即座に生き返る事ができる辺り、さすがは無敵(不死身)の吸血鬼。

ロナルドを返り討ちにしようと予め屋敷に仕掛けていた罠が暴走し、ドラルクの家は倒壊してしまう。
その責任を取れと、ドラルクはロナルドの事務所に居候することとなる。

これにより、ヴァンパイアハンターとヴァンパイアの奇妙なコンビが誕生するのである。
(使い魔のアルマジロ、ジョンも一緒についてきた)

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今となっては、すっかりロナルドの事務所に馴染んだドラルク。

しかし、些細なことから喧嘩になってしまう。
ドラルクは怒りのあまり家出をしてしまう。

ほとぼりが冷めるまでコンビニで立ち読みして帰ろうと考えたドラルクだが、事務所の入り口にある「どなたでも お気軽に お入り下さい」という看板が外れていたため、入り口から中に入れない(吸血鬼の中には一部、招かれていない家には入れないという縛りがあるらしい)

そこでドラルクは宿を探し、図々しくも横浜退治人組合(ハンターズギルド)を訪ねる。
意外にも、ハンター達は皆、吸血鬼のドラルクに対して歓迎ムードだが、彼はなにせデリケートなため、寝場所を選ぶにも中々と条件が合わない(死んでしまう)。

そんなこんなで仕方がなく事務所に戻ろうと考えたドラルクだが、下級吸血鬼になったごぼう(野菜)に襲われる。
あまりにもドラルクの帰りが遅いので、ロナルドも心配になり探しに行こうとしたその時…。


この漫画、めっちゃ面白いです。
ドラルクとロナルドの掛け合いも面白いですし、使い魔のジョンも可愛いです。

3話分の試し読みができるので、是非どうぞ!

http://arc.akitashoten.co.jp/comics/sugushinu/1

魔女はあの時の魔法使いだった?<マジカロマジカル>

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平和な街に突如、人が〝バケモノ〟に変貌して見境無く人を襲うという現象が起こる。
それと同時に、突如人が〝魔法使い〟となり、バケモノと戦うだけの力を得られるという現象も起こる。

バケモノから人々を守る魔法使いの主人公、雫は、謎の存在である「魔女」が人々をバケモノに変えていたと思い込み、接触を図る。
しかし、バケモノも、魔法使いも、魔女も、すべて呼び名が違うだけで本質的には同じ存在だと知らされる。

更に、魔女は、幼少期の雫を救った魔法使いである事も明らかになる。


物語も佳境を迎えたと思われ、今まで謎だった部分か明らかにされてきた。
バケモノとは、魔法使いとは、マジカルパートナーや狼一の存在は、何なのか。

まだまだ全容は掴めない。
試し読みはこちら!

http://arc.akitashoten.co.jp/comics/mm/1

今号の一言感想

  • 刃牙道:武蔵フルボッコ
  • 実は私は:明里と校長の掛け合い面白い
  • 少年ラケット:「コミックアワード2015」スポーツ部門1位、「次にくるマンガ大賞」コミックス部門ノミネートらしい。
    今回は、ギャグパートっぽい。紫王館卓球部合宿の入浴風景が中心。ヨル君が子犬みたいに頭をふるふるして水を切ってるの可愛い。ラスボスキャラっぽかった最上が源の視線を気にしてたり、源がヨルゲンを指さし「俺はデカい」「お前は小さい」という意味深発言したり、のんきに湯船で泳ぐ石田とか、色々面白かった。でも、今週もあんまり卓球してない。
  • 毎度!浦安鉄筋家族:冒頭の仁が可愛い
  • AIの遺伝子:落語に挑戦するヒューマノイドの話
  • 囚人リク:ダブルドラゴンクロスのボスで、全身タトゥー筋肉ムキムキのレノマだけど、無防備に寝ている顔を、田中が見て「眠るとお前は まるで赤ん坊のようだな… ありがとよ…」とつぶやくシーン。そっか、気丈に振る舞うレノマもまだ十代なんだっけ…って思い出した。
  • ガール・バーサス・ガール:男の娘の話の読み切り。二段階に用意されたどんでん返し。中々面白かった。
  • ニコべん:新キャラ登場。
  • BADBROS:面白くなってきた。
  • Gメン:勝太、おみごと!
  • 兄妹:なんだか桃園も蛍にうまく扱われている様な…。
  • スメラギドレッサーズ:初めて出来た友達にはしゃぐ、かなで。微笑ましい。
  • 羽根恋らいおん:めっちゃ熱い展開!良いね!だけど、再来週で…。
  • 侵略!イカ娘:特に感想無し
  • ドカベン:読んでいません
  • 木曜日のフルット:相変わらずフルットは可愛い

相変わらず板垣先生の巻末コメは面白い

板垣先生の巻末コメントのこれ

「仕事場の横でよォ…、いっぺんに家、4軒建てやがってよォ…、その音がよォ…」

omae

おまえーっ

おまえ… 

人間がなーっ 

バッタをなーっ

ゆるさーん

バシーン

WEB漫画「金魚王国の崩壊」より


itagakigana仕事場ーっ

横でよォ…

いっぺんに家がなーっ

4軒建てやがってなーっ

その音がなーっ

ゆるさーん

バシーン


みたいな感じで脳内再生された(すっごく、どうでもいい話ですけど)

金魚王国の崩壊 第二話は下記のサイトで読めます。オススメです!

http://www.goldfishkingdom.client.jp/02.html

今号の総括

やばい…。この記事を書いている今、すでに次の号である51号の発売日です…。
今週号の感想ではなく、先週号の感想になってます…。
しかもすでに、待ちきれずこの感想を仕上げる前に51号を先に読んでしまっているという…。

これ、毎週ペースで書くの難しいなぁ…とか思ったりしますけど、よく考えたら別冊少年チャンピオンと発売日がかぶったので、そっちに時間を取られたんだなって気付きました。
次号は、もっとチャチャチャっと書きたいですね。

それと、連載中漫画に試し読みって秋田書店公式ページに一覧があるので、わざわざリンク貼る必要もないのかなって思ったり…。
始めたばっかりなので、色々と試行錯誤しています(汗)アドバイスとかくださると有り難いです!!

今回は、割と巻中で後半に掲載されている漫画をピックアップしました。
掲載順は、アンケートの結果で決まります。成績が悪い漫画は、巻末に追いやられて、それが続くと打ち切りです。
私は、個人的に大好きな漫画が打ち切られて何度もショックを受けました。

ケルベロスとか、雨天決行とか、バーサスアースとか、少年誌に相応しい王道のヒーロー漫画がチャンピオンでは生き残りにくいのかな?って思います。
でも、私はやっぱり、そういった王道ヒーローものが好きです。

刃牙、ドカベン、浦安。ここらは大御所なので、アンケート票が入らなくても打ち切られる心配はないでしょう。
弱虫ペダル、実は私は、イカ娘。ここらも、アニメ化して人気があるので打ち切られる心配はないでしょう。

皆さん、もっと巻末組を応援しましょう!
掲載漫画が、ストーリーの途中で打ち切られない様に、応援して支えられるのは読者です!!


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